山桃庵 今月の稽古場

2011年8月

八月は夏休みを頂き、通常よりも稽古が少ない月です。

第一週目は釣瓶水指を用いての薄茶点前、濃茶点前、唐物の稽古。

第二週目は夏休み。

第三週目は薬缶の冷水で略点前の稽古を行います。

残暑厳しい折、皆様どうぞご自愛くださいませ。

紫野晴山和尚筆一行

「竹」 -葉々清風起-

略点前のしつらえ

 

花籠 : びく

花 :黄蓮華升麻、鷺草

季節のお菓子

涼嗜 紫臙(泉寿庵製)

 

2011年7月

台風の後、比較的涼しい日が続いて過ごしやすいこの頃ですが、今年は蝉の声が聴かれません。皆様のところではいかがでしょうか。

今月第一週目は、炭点前、薄茶、濃茶の平点前の他に、唐物の点前(真・行・草)を致します。

第二週目は江岑棚を用いて、薄茶と飾り物・習事の稽古を行います。

第三週目は七事式から「花月」と「花寄」せを行います。

紫野寛洲和尚筆一行

「遠山無限碧層々」

江岑棚のしつらえ

風炉先:惺斉好 水玉透

花入 : 四ツ目籠

花 :宗旦むくげ、瑠璃あざみ、糸すすき

茶器 : 四滴から弦付(つるつき)

神奈川焼 ・ 墨田窯

季節のお菓子

麩まんじゅう

ボヘミアクリスタル鉢

季節のお菓子

信貴山せんべい(曽我乃家本店製)

氷菓子(三鴻深瀬製)

 

2011年6月

露を浴びた紫陽花を見ていますと、心があらわれるようです。

時折、梅雨の晴れ間もあり、盛夏を感じさせるこの頃でもあります。

今月の稽古、第一週目は相伝物から「茶通箱」、そして小卓を使用しての濃茶、薄茶、炭点前を行います。

第二週目は習事と飾物を中心とした稽古、第三週目は七事式から「回花」と「花月」をいたします。

円覚寺別峰老師筆 横もの

「白雲抱幽石」

桑小卓のしつらえ

水差 : オランダ写 ぜぜ

花入 : 方円籠

花 : 紫陽花 露草

縞黒檀香合 流水にアユ・楓

川北良造作

季節のお菓子: 薯蕷饅頭 撫子 東宮製

季節のお菓子:ソラマメ・蛇籠 東宮製

 

2011年5月

新緑がひときわ美しいこの頃です。今月から、稽古場は風炉の室礼になります。

半年ぶりの風炉点前ですから、少々戸惑いながら、新鮮な思いで始まりました。

第一週目は「運び」の点前で、「盆点」の他に炭点前、濃茶・薄茶の平点前です。

第二週目は長板に皆具で総飾りの点前を行います。

第三週目は七事式から、「一・二・三」と「花月」を致します。

紫野聚光院 寛海和尚筆 一行

「歩々是道場」

長板(利休形)

色絵丸文皆具 徳泉造

花入:跳青磁 

花:牡丹

花入:蛇篭

花:乙女百合

季節のお菓子: 青楓 東宮製

季節のお菓子: 流水・撫子 東宮製

 

2011年4月

山桃庵のある千葉県船橋市も時折大きな余震が続きますが、被災地の方々のお気持ちはいかばかりかと心が痛みます。一日も早く平安な日々が戻るよう祈るばかりです。

今月の稽古場は釣り釜になり、暮春のしつらえになります。

稽古では各々の相伝の習いの他、七事式では「廻炭」と「花月」を行います。

紫野聚光院 虎洞師一行 「山寒花発遅」

正眼寺谷耕月老師筆 横もの 「雪月花」

点前座:利休好旅タンスのしつらえ

水指:色絵竹水指 閑粋造

釜:霰遠山筒釜 十二代正直造

 

季節のお菓子:若草・さくら

 

花入:赤膚焼 立鼓 正人造

花:黒侘び助・利休梅

 

2011年3月

弥生三月ですが、雛月(ひいなづき)とも言われ、お雛様を飾って女の子の初節句と成長を祝う月です。また、茶道を志す私たちにとっては大切な利休忌があります。

今月の稽古場は、一週目はお雛様、二・三週目は利休忌の室礼になります。

七事式は「茶カフキ」と「花月」を行います。

紫野聚光院 虎洞和尚筆「逢花打花逢月打月」

雛飾:有織雛(江戸後期)

花入 : 竹一重切

花 : 椿(白賀茂本阿弥) 桃の枝 餅花

吉野雛(大正時代)

立雛 陶 羽田野英子作

立雛 奈良一刃彫

雛飾:やかた雛(江戸時代)

 

 

季節のお菓子:おひなさま

菓子器:手付七宝透菓子鉢 高取釉 万古 勝山造

 

利休座像 大阪城天守閣蔵写 土佐光芳筆

 

花入 :唐銅柑子口 鶴一声写

花 : 賀茂本阿弥白

点前座 即中斎好小四方棚のしつらえ

釜 :裏甲釜 十二代美之助造

 

2011年2月

春の陽ざしを受けて、草々が芽生え出し始めました。梅花も美しく咲きほこります。

今月の稽古場は、まだ続く寒さにそなえて広口の釜を用い、季節の好文棚を使っての稽古が主になります。七事式は「一・二・三」と「花月」を行いました。

点前座

好文棚(漆尊堂製)

水指:にじり祥瑞胴締め(徳泉造)

茶入:近江写膳所焼

仕服:黒船裂

茶器:中棗七宝つなぎ(山中塗)

画賛 即中斎筆 共箱 「鶯」 対水画紅梅

花入 : 耳付備前焼 一陽窯 宏造作

花 : 賀茂本阿弥 白・紅 万作

 

季節のお菓子

鶯・梅びし 東宮製

菓子器 黒青海盆

 

2011年1月

稽古場も新しい年を迎えました。

社中の皆様と新しい一年を祝い、行事としては初釜を控える1月初旬は、あわただしく時が過ぎていきます。今年は寒中らしい寒さが続いておりましたが、この頃は暖かな陽ざしも差し込み、中旬を過ぎて稽古場の雰囲気は、いつも通り穏やかに感じられるようになりました。

点前座には初釜で用いた及台子総飾りをしつらえ、炭点前、薄茶、濃茶の稽古を行います。

点前座 及台子総飾りのしつらえ

皆具:色絵丸紋 徳泉造

立口釜 唐草紋和銑 三浦一孝 造

 

双掛絹本 里圣画 白梅紅梅の図

季節のお菓子:花びら餅 東宮製

 

戻る